NISAは、英国のISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)の日本版として、最初にNipponの「N」をつけた
  • 写真・図版

新NISAのイロハ②

 前回は「新NISA(ニーサ)」の概要について説明しました。では少しずつ具体的な話に入っていきましょう。

  • 【連載初回】今こそ聞きたい新NISAの基礎 老後への備え、専門家が解説します

 まずは金融機関(証券会社、銀行・信用金庫など)に新NISA口座を開く必要があります。一般NISA口座、つみたてNISA口座を持っていた場合は、金融機関に新NISA口座が自動的に開設されます。新NISA口座は1人1口座しか持てないので、開設先は慎重に選ぶ必要があります。 

ネット証券は手数料がお得

 ――私は友人のすすめでネット証券に口座を開きました

 ネット証券に限らず、証券会社に口座を開く最大のメリットは、取扱商品の多さです。

 なかでもネット証券は取引手数料が無料の場合が多く、人気が高いですね。取引銘柄によって手数料がかかる場合もあるので、事前によく確認しましょう。そのほかポイント制度など独自のサービスを提供するところもあります。

銀行は窓口対応で疑問解消

 一方で、銀行に新NISA口座を開く人も少なくないんですよ。特に投資初心者の方にとっては有力な選択肢になり得ます。

 金融商品を買う、売るといっ…

共有
Exit mobile version