日本テレビホールディングスは26日、元TOKIOの国分太一さんのコンプライアンス違反の問題を受け、外部有識者で構成する「ガバナンス評価委員会（仮称）」を設置すると発表した。事案覚知以降の対応について、人権擁護や国民の知る権利、テレビ局の説明責任の観点から有識者の評価・意見を求める。委員会の意見書は、まとまり次第公表を予定している。
現在人選を進めており、委員長には長谷川充弘弁護士（前証券取引等監視委員会委員長）が就き、憲法学や企業ガバナンスなどに詳しい複数の専門家が参加する予定という。
同社は「当委員会の設置を機に、テレビ局を取り巻く環境の変化に応じた経営を実践するとともに、ガバナンスの在り方を不断に見直してまいります」とコメントした。
日本テレビは20日、国分さんに複数のコンプライアンス違反があったとして、レギュラー出演していた「ザ！鉄腕！DASH‼」からの降板を発表。同日国分さんが無期限の活動休止を発表し、25日にはTOKIOが解散を発表していた。
