「徳川家康が着用した」と日光東照宮(栃木県日光市)に伝わる甲冑(かっちゅう)「南蛮胴具足」をモチーフにした人気アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル(ガンプラ)が人気だ。甲冑の持つ歴史を広く知ってほしいというガンプラ好きの権宮司の熱い思いに、メーカーが応えた。
人気を呼んでいるのは5月末から販売中の「MG 1/100 武者ガンダムMk―Ⅱ 徳川家康 南蛮胴具足Ver.」(7700円)。
南蛮胴具足は日光東照宮が所蔵し、国重要文化財に指定されている甲冑だ。プラモにはこのデザインが各所に採用された。スペインの甲冑を転用したとみられるかぶとの形状▽本体の黒色▽胴からつり下げた防具「草摺(くさずり)」の赤色――などだ。
日光東照宮ナンバー2がガンダムファンで……
ガンプラ化を希望したのは…