日本レコード協会など音楽業界5団体が22日、新たな国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN」をつくると発表した。アーティストやクリエーター、業界関係者らの投票結果も反映させ、「最優秀楽曲賞」「最優秀アーティスト賞」「最優秀アジア楽曲賞」などを選ぶ。
日本をはじめアジアの音楽を世界に発信して音楽市場の活性化を図るとともに、アーティストの海外での活躍も後押しするきっかけにしたいという。
初回の選考対象は、今年2月～来年1月に一定基準を満たした国内外の楽曲やアーティスト。投票にはアーティストやレコード会社スタッフ、音楽配信事業者など業界関係者計5千人以上に関わってもらうという。
授賞式は来年5月に京都市内で開き、その模様を世界に配信する予定だとしている。同協会のほか日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会が設立した一般社団法人「カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会」が運営する。（野城千穂）
