日米関税交渉を担当する赤沢亮正経済再生相が週内に訪米し、30日(現地時間)にもワシントンで4回目の協議を開く方向で調整していることがわかった。23日にあった3回目の協議では、米側の交渉を主導するベッセント財務長官が欠席したため、改めて会談する。
赤沢氏は前回の協議で、ラトニック商務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表とそれぞれ会談し、非関税措置や経済安全保障上の協力などについて議論した。
石破茂首相とトランプ米大統領は6月中旬にカナダである主要7カ国首脳会議(G7サミット)の際、個別で会談する方向で一致している。赤沢氏は3回目の協議後、来月の首脳会談に向けて「閣僚間で緊密に協議していく」などと話していた。
ただ、日米双方の主張には隔…