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5営業日ぶりに反落した日経平均株価を表示する画面=2025年9月17日午後4時22分、東京都中央区、稲垣千駿撮影

 17日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前日より111円89銭(0.25%)安い4万4790円38銭で取引を終えた。16日まで史上最高値を4営業日連続で更新しており、利益を確定する売り注文が優勢となった。

 16日の米ニューヨーク株式市場で、ダウ工業株平均が反落するなど主要3指数がそろって下落した。米国では金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)が16、17日にある。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ再開が確実視されているが、重要イベントを前に様子見の姿勢が強まった。18、19日には日本銀行の金融政策決定会合も控えている。

 日経平均もこの流れを受けて下落して取引を開始。その後、上昇に転じて4万5033円をつけ、取引中の最高値(4万5055円)に迫る場面もあったが、一進一退の展開が続いた。16日までの4営業日で1400円超上げており、最終的に利益を確保する動きが強まった。

今後は…「一気に上昇した分、反動で下落も」

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