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ハクサイ畑で外側の葉をしばる結束作業を続ける生産者たち=2024年12月11日、茨城県八千代町、床並浩一撮影

 冬の鍋料理に欠かせないハクサイの収穫作業が、生産量日本一の茨城県八千代町で最盛期を迎えている。寒風にさらされ、甘みと歯ごたえを増したハクサイを楽しみに待つ県内外の家庭に市場や店頭を通じて届けられる。

 町東部の農場では、結球部を霜害や凍害から守るため、外側の葉で包む防寒対策の結束作業に追われていた。結束用のひもをぶら下げた腰をかがめながら、高さ30センチほどの一株一株に手を伸ばしていく重労働だ。この農場での収穫は来月の予定で、30代女性は「収穫までがんばる」と笑顔を返した。

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