明秀日立の中岡誠志郎選手=2025年7月25日、ノーブルスタ水戸、後藤隆之撮影

(27日、第107回全国高校野球選手権茨城大会決勝 明秀日立4―3藤代)

 第107回全国高校野球選手権茨城大会(朝日新聞社、茨城県高校野球連盟主催)は27日、ノーブルホームスタジアム水戸で決勝があり、明秀日立が藤代を4―3で破り、3年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。

 明秀日立は一回に2点を先制したが、三回に同点に追いつかれた。以後は両者得点が入らず、延長戦に突入した。

 無死一、二塁から始まるタイブレークとなった十回表に2点を奪って勝ち越し、その後の守りで相手の反撃を1点に抑えた。

 明秀日立は、準決勝までチーム打率3割8分1厘、中岡誠志郎選手や脇山琉維選手を中心とする強力打線が持ち味だ。シード校を倒して勢いにのるノーシードの水戸葵陵、岩瀬日大を次々と退けると、準決勝では昨夏の優勝校・霞ケ浦を破った。

 全国大会は8月5日に阪神甲子園球場で開幕する。

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