5月にあった第78回カンヌ国際映画祭にノミネートされた早川千絵監督(48)の「ルノワール」が、20日から全国で公開される。11日には早川さんが教授を務める私立大学の主催で、学生と教職員向けの特別試写会が新潟市で開かれ、本人もトークショーに登壇。終了後の報道陣の取材に、カンヌでの経験や制作に当たっての考え方を語った。
「ルノワール」の舞台はバブル絶頂期にあった1980年代の日本。11歳の少女が空想と現実、大人と子供のはざまで揺れ動く様を描く。
「言語化できない感覚、映画に」
早川さんは映画を撮りたいと…