京都府高校野球連盟は2日、わかさスタジアム京都(京都市右京区)で春季審判講習会を開いた。49人の審判員が参加し、「セーフ」「アウト」の際の腕の上げ方や、ハーフスイング時の発声などを繰り返し練習した。実戦形式の練習では、立命館宇治、龍谷大平安、北稜の野球部員らが協力した。
講習会には、先月高校を卒業したばかりの2人も初めて参加した。北稜を卒業した磯辺亮太さん(18)は選手を引退後、練習で審判係を務めた際に楽しいと感じたという。「どんな形でも野球に関わりたかった。自信をもってジャッジできるようになりたい」。京都共栄を卒業した石井耶磨斗(やまと)さん(18)は「初めてで不安もあったが、先輩が色々とアドバイスをくれて楽になった。分かりやすいジャッジができるようになりたい」と話した。
春季大会の一次戦は4月13日に始まり、決勝は5月18日にある。