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北照―東海大札幌 6回裏、東海大札幌の北沢が左翼に勝ち越し本塁打。三塁を回って雄叫びを上げた=札幌円山
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 第63回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は24日、札幌円山球場で1回戦2試合、準々決勝1試合があった。東海大札幌と釧路江南が準々決勝に進んだ。遠軽は国際情報を破り、準決勝一番乗りを果たした。

 昨秋の全道大会で準優勝だった東海大札幌は北照に1点差で競り勝った。

 試合を決めたのは六回裏の先頭打者、北沢優人主将。2球目の内角の球を振り抜き、レフトスタンドに運んだ。「同点に追いつかれ、とにかく塁に出ることだけを考えていたが、最高の形で出られてよかった」と笑顔を見せた。

 昨秋の決勝では、北海を相手に先行していたが、「勝てる」という隙を突かれて逆転負けした。「粘り強さをこの冬、テーマに掲げてやってきた。今日の試合ではそこがうまくできた。夏につながる大会なので、目標は優勝」。次戦も突破すれば準決勝で北海と対戦する可能性がある。(鈴木優香)

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