全国主要100社景気アンケート
全国の主要100社を対象にした朝日新聞のアンケートで、国内景気が「緩やかに拡大」しているとみる企業が53社と過半を占めた一方、「足踏み状態」とした企業も昨年の前回調査からほぼ倍増して41社にのぼった。円安を背景に企業業績や設備投資、インバウンド需要は好調だが、物価高で個人消費が冷え込むことを懸念する声も多く上がった。
調査は7月1~12日に実施した。
国内景気が「緩やかに拡大」とした企業は前回調査から22社減り、「拡大」は1社から0社になった。「足踏み状態」は19社増え、「緩やかに後退」も2社増えて3社となった。
そうした判断の理由を二つまで挙げてもらうと、「個人消費」が最多の52社で、「設備投資」が33社、「企業収益」が24社と続いた。
「賃上げ効果は手探り」
経営トップからは、企業業績…