大阪大学は、最先端の物理学が学べる高校生向けの連続講座「Saturday Afternoon Physics 2025」(朝日新聞社など後援)を開催する。10月18日から11月8日までの毎週土曜日午後3時から6時まで計4回で、10月25日は吹田キャンパス内の実験施設を見学する。

 「最先端の物理を高校生に」をテーマに、量子コンピューターや素粒子などの講義のほか、霧箱を使って放射線を見る実習も予定されている。施設見学では、レーザー科学研究所や核物理研究センターなどを訪れる。

 参加費無料。高校生のほか、応募人数の状況によっては教員や保護者の参加もできる。オンライン参加も可能。希望者はウェブサイト(https://www-yukawa.phys.sci.osaka-u.ac.jp/SAP/entry.html)から申し込む。締め切りは10月3日。定員500人。問い合わせは、大阪大学大学院理学研究科SAP事務局(sap@phys.sci.osaka-u.ac.jp)へ。

 予定されている日程と講義のテーマは次の通り。

10月18日

 自然界をめぐる旅へのいざない(藤田佳孝・核物理研究センター招へい教員)

【実習】分光計で見る量子の世界

10月25日

 吹田キャンパス内実験施設見学

11月1日

 量子の世界へ旅立ち(渡辺純二・全学教育推進機構非常勤講師)

 物質の世界への旅立ち(竹森那由多・理学研究科准教授)

 宇宙への旅立ち(松尾太郎・理学研究科教授)

11月8日

 原子核・素粒子の世界への旅立ち(民井淳・核物理研究センター教授)

 【実習】霧箱で放射線を見よう

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