【動画】札幌・大通公園の名物「とうきびワゴン」値上げ=原知恵子撮影
札幌・大通公園(中央区)で20日、名物の屋台「とうきびワゴン」の今季営業が始まった。北海道産トウモロコシ(焼き・ゆで)は1本500円。2年連続の値上げとなるが、背景には、品切れへの危機感がある。
「物価高による諸経費の高騰、そして『品切れ』を防ぎ、安定して営業を続けるための対応……。様々な事情から、価格改定させていただく運びとなりました」
運営する「山賀畜産」(札幌市)の山賀健一社長は事情を語る。
後半では、値上げの背景や明治時代からのとうきび売りの歴史を紹介しています。
昨年は在庫なくなり臨時休業
ワゴンは例年、4月から10月にかけて営業。今季の新物が入荷する7月下旬ごろまでは前年に収穫した冷凍品を使うのが恒例だ。
ただ昨年、異変が起きた。
コロナ禍で来られなかったイ…