東京都議補選の府中市選挙区で、自民新顔の増山明香氏の応援に入った茂木敏充幹事長(中央)=2024年7月4日午後3時32分、東京都府中市、伊藤あずさ撮影
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 東京都議の補欠選挙が7日投開票された。8日午前1時時点で全9選挙区(いずれも被選挙数1)の当落が判明。裏金事件による逆風を受ける自民党は、2選挙区で当選したが、6選挙区で落選が決まった。

 自民は8選挙区で候補を擁立。このうち、裏金事件で処分を受けた萩生田光一前政調会長の地元・八王子市では、同党新顔が諸派元職に敗れた。萩生田氏は7日深夜、同市内で支援者に「自民党に対する逆風があり、原因を作った一人として、おわびからの選挙でしたが、差を縮めることが出来ませんでした」と陳謝した。

 補選は、都議の死去などに伴う。欠員が生じる前の議席数は、自民5、地域政党・都民ファーストの会2、無所属2だった。

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