連休明け15日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前週末の終値より304円75銭（0.77%）高い3万9910円55銭で終えた。上げ幅は一時650円を超え、取引時間中として7月19日以来、約3カ月ぶりに4万円台を回復した。前日の米国株式市場の株高と、円安ドル高の流れが好感された。
14日の米ニューヨーク株式市場は、米景気の先行きに対する期待などから、主要な株価指数が上昇。ダウ工業株平均は、前週末終値より201.36ドル（0.47%）高い4万3065.22ドルで、初めて4万3000ドル台を超え、2営業日連続で史上最高値を更新した。大企業を幅広く網羅する「S＆P500」も最高値を更新した。
物価高が6カ月連続で鈍化し、雇用情勢も市場予想を大きく上回るなど底堅い米経済指標の発表が続いている。また、先週末に米金融大手JPモルガン・チェースが発表した今年7～9月期決算は市場予想を上回った。
この流れを受け、15日の東…
