4日の東京株式市場で、日経平均株価は前日より1638円70銭(4.24%)安い3万7047円61銭で取引を終えた。一時、1800円超下落し、3万7千円を割り込む場面もあった。
前日3日に米国市場で公表された製造業の景況感を示す指数が市場予想を下回り、景気が減速する懸念が強まった。ニューヨーク株式市場で、主要3指数がそろって下落した流れを受け、東京市場も全面安の展開となった。
3日の米国市場では、主要企業でつくるダウ工業株平均の終値が、前週末より626.15ドル(1.51%)下落。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は3.26%と大幅に値下がりした。
また、中国の景気減速への懸…