柿とスパイスカレー? 一度聞いたら忘れられない店名だ。水曜昼のみの間借り営業。興味津々に扉を開けると、店主の西田圭太さんと愛子さん夫妻が満面の笑みで出迎えてくれた。

 愛子さんの生家は京都市西京区で100年続く農家。主に富有柿と白子筍(たけのこ)を生産する。6代目となる夫妻が規格外で廃棄されるB級品の活用を考え、試行錯誤して生み出したのが柿チャツネをたっぷり加えたカレーだ。

 レシピの開発は、イタリア料…

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