東関東大会への出場が決まった高根沢町立阿久津小=2024年8月11日、宇都宮市明保野町、©フォトライフ

 第66回栃木県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は11日、宇都宮市の市文化会館で5部門の審査があった。4団体が出場した小学生は全団体が県代表に選ばれ、9月15日に横浜みなとみらいホールで開かれる東関東大会への出場が決まった。大学と職場・一般は計4団体が県代表に選ばれ、9月22日に千葉県の君津市民文化ホールである同大会に出場する。高校C(25人以内)と同D(参加人員自由)は県大会のみ。結果は次の通り。(出演順、◎は東関東大会に出場)

 ◇小学生

 【金賞】◎高根沢町立阿久津、◎栃木市立栃木第三、◎矢板市立矢板、◎茂木町立茂木

 ◇高校C

 【金賞】宇都宮中央、宇都宮北

 【銀賞】石橋、宇都宮短大付属

 【銅賞】佐野日大・佐野日大中等教育学校

 ◇高校D

 【金賞】作新学院

 ◇大学

 【金賞】◎白鷗大

 ◇職場・一般

 【金賞】◎矢板ウインドオーケストラ、◎真岡ウインドオーケストラ、◎ゼーレンフォルクスオルケスタ

 【銀賞】小山市交響吹奏楽団

 【銅賞】ファミリーブラスバンド マムソウル

小学生の部 合唱も練習 歌うように演奏

 小学生の部は出場した4団体が全て東関東大会の代表に推薦された。

 茂木町立茂木小吹奏楽部は、英国女王の生涯をテーマにした「ラ・レーヌ・ヴィクトリア」(樽屋雅徳作曲)を、歌心あふれる演奏で聴かせた。

 最愛の夫を亡くした女王の孤独をあらわすフルートソロを担当した鈴木星七(せな)部長(6年)は、孤独とはどんなものか、自分なりに考えて、切ないメロディーを歌うように奏でた。

 合唱の練習も生きた。鈴木部…

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