日米の株価が急落しています。5日の日経平均株価は一時2500円超も下落し、2日に続いて大荒れの展開となっています。円高ドル安も進んでいます。今年スタートした新NISA(少額投資非課税制度)から投資を始めた人にとっては初めての急落局面で、不安に感じている人も多いかもしれません。資産運用の相談に乗るジャパン・アセット・マネジメント代表取締役の堀江智生氏に、投資家ができる備えや心構えを聞きました。
- 東証一時2500円超下落、3万3千円台 米の景気減速の懸念が波及
――株価の急落が起きています。投資家はどのような心構えで臨めば良いでしょう。
「投資している事情や状況は1人1人違うので一概には難しいですが、共通していることがあるとしたら、ろうばい売りはしないほうがいい、ということです。中長期の視点で積み立て投資をしている人には、むしろ株を安く買えるチャンスなので全く問題はないはずです。一括で買う人で、変動幅に動揺してしまうようなら、そもそもの資産配分が株などのリスク性資産に寄りすぎている可能性があり、再確認が必要でしょう」
――適切な資産配分はどのよ…