西村かおるさんの母が使い分けた紙おむつや尿取りパッド=西村さん提供

それぞれの最終楽章 百寿の母と排泄ケア(6)

日本コンチネンス協会名誉会長 西村かおるさん

 スーパーやドラッグストアは様々な紙おむつを取り扱っていますが、その人に合った製品を選ぶことが重要です。

 私は100歳に近づく母を高知市内の実家で介護中、常に数種類を用意し、その日の母の体調などによって使い分けていました。

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 排泄(はいせつ)はいつ、どれぐらい、どんな状態で行われるのか。人によって違うパターンをつかむには「日誌」をしっかりつける必要があります。とはいえ高齢になると尿量は日中より夜間に増えることや、便の8割が水分といった基本的な知識でさえ、残念ながらあまり広まっていません。

 一方、市販される紙おむつは…

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