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水洗トイレの仕組みなどを学ぶ児童ら=2025年8月20日午後0時0分、千葉県習志野市、鈴木逸弘撮影

 水の大切さや水洗トイレの仕組みについて知ってもらおうと、習志野市インフラ協議会は20日、同市の津田沼小学校で放課後子供教室に参加していた小学生らに出前授業をした。

 教室を利用する小学1~6年生の児童約30人が参加。講師役の住宅設備会社の社員が、水洗トイレの今と昔について解説。35年前には1回の洗浄で13リットルもの水を使用していたのが、現在は3・8リットルまで節約できるようになったことなどを説明すると、子どもたちは驚きの声を上げていた。

 また、ペットボトルを使って、水洗トイレが渦を巻きながら流れる仕組みについて考えたり、トイレを流した後下水として流れる様子について、配管の模型を使って学んだりした。

 近隣の住宅設備会社などで作る同協議会は2019年から市内の小学校などで出前授業を開催。岩井健会長は「水を大事にするとともに、上下水道業界の仕事を知ってもらい、この仕事に就きたいという人材を増やしたい」と話した。

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