(14日、プロ野球 読売ジャイアンツ2―1広島東洋カープ)
読売ジャイアンツ(巨人)の萩尾匡也(まさや)は、性格そのままに、思い切りよくいった。
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三回1死一塁。広島のハッチの投じた高めの132キロの変化球を引っ張ると、打球は左中間席に飛び込んだ。「本当に毎打席必死。笑ってる暇もない。食らいついた」。3日のプロ初本塁打に続く第2号は逆転2ランとなった。
熊本県出身。慶大4年の秋、東京六大学で三冠王を獲得した。右のスラッガーとして期待されたが、ルーキーイヤーの昨季はプロの壁に阻まれ、出場11試合で1安打だった。
去年はとにかくバットに当てることを考えていたが、それを改めた。相手投手の特徴を見極め、狙いを絞って打席に入るように変え、今季の結果につながっている。
「去年からやっとけばよかったと思うけど、失敗があったからこそ今できていると思う」と笑う。
打撃フォームは、大リーグ・…