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養殖サーモンの試作料理を食べ比べる大槌高校生=2024年7月18日午後5時27分、岩手県大槌町、東野真和撮影
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 【岩手】三陸の特産物になりつつある養殖サーモンの新たな食べ方を、新おおつち漁協の女性部と大槌高校生が考案した。その名も「大槌サーモンのひょっこりフライサンド」。秋のおおつち産業まつりなどで販売予定だ。

 油で揚げた養殖サーモンにチーズを載せてあぶり、野菜とともにパンにはさみ、韓国風甘辛ソースをかけた。「若い人が食べたくなるように」との高校生の提案をふくらませた。

 18日には大槌高で、養殖会社が提供した20匹のサーモンをフライとソテーにして、2種類のソースで試食し、投票で決めた。同漁協の東谷幸子女性部長(79)は「我々にはない発想。養殖サーモンの名物料理にしたい。魚の値段がもう少し下がれば手軽に食べられる」と話していた。(東野真和)

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