6月の消費者物価指数(2020年=100)は、値動きの大きい生鮮食品を除いた総合指数が111.4になり、前年同月より3.3%上がった。前月(3.7%)よりやや和らいだものの、3%以上の伸びが7カ月続いている。
総務省が18日に発表した。生鮮食品を含めた総合指数も3.3%の上昇だった。
費目別では、生鮮食品を除く食料が8.2%の上昇で、総合指数を1.96%分押し上げた。コメ類は100.2%と依然高い伸びだが、上昇率は前月(101.7%)よりやや低下した。上昇率低下は23年7月以来ほぼ2年ぶり。備蓄米はブレンド米として流通しており、消費者物価指数の調査品目には含まれない。
食料ではチョコレート(前年…