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第107回全国高校野球選手権愛知大会 東邦―中京大中京 勝利し喜ぶ東邦・久田泰心投手=2025年7月25日、岡崎レッドダイヤモンド、堀内未希撮影
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 (25日、第107回全国高校野球選手権愛知大会準決勝 東邦1―0中京大中京)

 昨夏優勝校の中京大中京を相手に141球を投げ抜き、チームを決勝へと導いた。

 0―0で迎えた五回裏一死満塁。東邦の久田泰心投手(3年)は相手打者への5球目、得意の直球を投げ込んだ。「無得点が続いている。点を取られないようにしないと」。打球は遊ゴロとなり、併殺にしとめた。ピンチを切り抜け、続く六回の先制点へとつなげた。

 中京大中京は、昨夏の決勝で敗れた相手だ。リベンジを果たすために「制球力を高めようと技術を磨いた」という。山田祐輔監督は「丁寧に投げてくれた。満点」とたたえた。

 完封で試合を決めると、喜びのあまりマウンドで雄たけびを上げた。「決勝もロースコアになると思う。粘り強さで勝つ」

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