三宅島の赤穂漁港付近で採集された軽石が見られます。
2021年12月5日
集めた軽石を使う動きがあります。
神奈川工業科学技術院などの研究チームは、吸着剤として使用される鉱物である軽石ゼオライトから作成したと発表しました。 ゼオライトは、東京電力ホールディングスの福島第一原子力発電所で放射性物質を収集するために使用されています。 ゼオライトは、表面に約0.5ナノメートルの多数の穴があり、放射性セシウムなどの物質を吸着します。
研究チームは、ゼオライトをその目的やその他の目的に実用化することを目指しています。
沖縄県は、重石を重機で軽石をすくい取り、仮処分場に輸送してきましたが、最終的にどのように処分するかが問題になっています。
研究チームは、軽石にはゼオライトを作るための成分であるアルミニウムやその他の材料が含まれているという事実に焦点を当てました。 鹿児島県与論島の海岸に到着した軽石をアルカリ性水溶液に加え、100℃前後で加熱し、石の表面にゼオライトを形成しました。