2021年6月に沖縄県国頭村で見られたヤンバルクイナ。
13:22 JST、2022年1月31日
NAHA —研究者が沖縄本島の北部でしか見られない、珍しい飛べない鳥であるヤンバルクイナを発見してから40年が経ちました。
日本語でヤンバルクイナと呼ばれるこの種は、00年代半ばに数が大幅に減少しましたが、研究者や地方自治体による保護活動のおかげで、近年繁栄しています。
1975年、千葉県の鳥類研究所である山階鳥類研究所は、沖縄本島の山岳地帯を歩くチャボほどの大きさの鳥の報告を受けました。
「日本で未知の鳥を見つけるとは想像もしていませんでした」と、現在研究所の副所長である尾崎清明さん(70)は語った。
1981年の夏、尾崎を含む新たに結成された研究チームが県内の国神村を訪れ、足が筋肉質の細い鳥を捕まえることができた。 尾崎はそれを手に持つと、鳥が飛べないことをすぐに知った。 チームはすぐに、それが肥厚した土地を好み、木々にねぐらをつけていることを知りました。 翌12月、研究所はこの生物を新種として説明する論文を発表しました。
当初、研究所の研究者の何人かは種を沖縄クイナと名付けることに熱心でした。 しかし、鳥が発見された地域の名前である「やんばる」を組み込むために、最終的に鳥をやんばる国立と呼ぶことが合意されました。 「種の保護を確実にするためには、地域の住民を理解することが重要です」と尾崎氏は説明しました。
政府は1982年に鳥を日本の自然記念物と宣言しました。
1986年には推定1,800本のヤンバルクイナがありましたが、野良猫やマングースの攻撃により、2005年には700本に急落しました。後者は地元のハブスネークを制御するために解放されました。 マングースの個体数を抑えることで、今日の鉄道の数は約1,500頭に回復しています。 それでも、この鳥は環境省の絶滅危惧種のレッドデータブックで危急種に分類されています。
「ヤンバルクイナの発見は、この地域の注目を集めた要因の1つでした」と尾崎氏は語った。 「私は種を保護し、研究するために全力を尽くし続けます。」