ガラパゴス諸島のイサベラ島でシュモクザメを測定する研究者チームのメンバー。
2023年1月13日19時38分（日本時間）
キト（ロイター） – 研究者チームは、エクアドルのガラパゴス諸島の島沖でシュモクザメの赤ちゃんの苗床を発見しました。この発見は、種を絶滅の脅威から保護するのに役立つ可能性があります。
ガラパゴス最大の島であるイザベラ島の近くで、生後 1 歳未満のシュモクザメの孵化場と呼ばれる場所が発見されました。この場所は、交尾期や発育初期のサメの避難場所となっています。
「これらの新しい繁殖地の発見は、特にシュモクザメにとって非常に重要です」と、パークレンジャーのエドゥアルド・エスピノーザはガラパゴス国立公園からの12月の声明で述べました。
「ガラパゴスの象徴的な種ですが、絶滅の危機に瀕しています。」
国際自然保護連合 (IUCN) は、ガラパゴスで見られるホタテガイシュモクザメを「絶滅危惧種」と見なしています。
商業漁業と、フカヒレスープを作るために使用されるヒレの需要によって、大きな脅威にさらされています。
研究者たちは、シュモクザメの監視プログラムの一環として、数か月かけて列島で生育場所の可能性を探りました。
国立公園の科学者たちは、近くの島々で似たような特徴を持つ他の 2 つの場所を以前に特定していました。
「これらの苗床を、IUCN の新しい保護カテゴリーであるサメ保護の重要地域のリストに含めることができました」と Espinoza 氏は述べています。
研究者は、苗床を監視して、苗床エリアの若いサメの個体数を追跡し、その移動パターンを追跡しています。
