生成AI

 総務省は8日、日本での生成AI(人工知能)の活用が、個人も企業もアメリカ、中国、ドイツより遅れているとの調査結果を発表した。「必要ない」「使い道が分からない」との回答が多かった。

 発表したのは2025年版の「情報通信白書」。総務省が1~2月、日本と米中独の計4カ国で、20~60代の個人計2590人と、企業の役職者計1442人にアンケートをとった。

 個人への調査では、日本で生成AIサービスを使ったことがある人は26.7%だった。前年の9.1%から増えたものの、中国(81.2%)、米国(68.8%)、ドイツ(59.2%)とは大きく差が開いた。テキスト生成AIサービスを利用しないと回答した人に聞いた理由は「自分の生活や業務に必要ない」が40.4%で最も多く、「使い方がわからない」(38.6%)が続いた。

 利用例は、調べもの(12.…

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