生成AI（人工知能）を開発する世界の企業による、リスク評価などを開示する取り組みが7日、始まった。日本政府が議論を主導して合意した国際ルールづくりの枠組み「広島AIプロセス」の一環。急速に進化するAIに対応するための国際協調が一歩前進する。
日本を含む約50の国・地域の企業が参加する。日本からは、NTT▽NEC▽富士通▽KDDI▽ソフトバンク▽楽天グループ▽プリファード・ネットワークスの7社が参加を表明した。
参加企業は、リスクの特定やリスク管理、コンテンツの来歴確認の仕組みなど7項目に関する質問に回答。情報は経済協力開発機構（OECD）のウェブサイトで見られる。
OECDは回答内容の評価は…
