第107回全国高校野球選手権大会が開催されています。試合後、甲子園球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。
今回は、春夏通じて初の甲子園に出場した綾羽(滋賀)の千代純平監督と、3年ぶりに夏の甲子園大会に出場した鳴門(徳島)の岡田将和監督と藤原琉聖主将です。
(14日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 神奈川・横浜5―1滋賀・綾羽)
綾羽・千代純平監督
負けた試合だから当然、悔いが残るし、今日の試合だけで言ったら力を出せなかった、助けられなかった人もいるかもしれない。
それでも、この中でやってきた先輩たちがずっとずっとたどり着けなかった「甲子園」というところにたどり着いた。
俺もこういう経験させてもらって、ほんまによかった。こうして甲子園にたどり着くことができたこの経験から、今後さらに勝ち上がっていかないとなって。
みんなお疲れ様。ありがとうございました。
(14日、第107回全国高校野球選手権大会2回戦 沖縄尚学3―0鳴門)
鳴門・岡田将和監督
まずお疲れさん。ほんまにようやったと思うわな。
徳島大会で優勝して、甲子園で(奈良代表の天理との1回戦に)勝って、最後はほんまに強い鳴門高校が戻ってきた。本当に強い良いチームやなっていうのが、最後の正直な感想かな。
1、2年生はこの大会を通して感じたことを、後輩たちにこれからの鳴門高校の伝統としてしっかり受け継いでもらいたい。
3年生はほんま余裕がなかったかもしれないけど、(アルプス)スタンドを見た?
めちゃくちゃすごい数の人が応援に来てくれてる。天理のときもそうだったけど。相手チームに全然負けてない。なんならこちらの方がすごい応援をしてくれた。
「王座奪還できました」とか、「甲子園で勝ちました」っていうよりも、そっちの方が俺としてはうれしかった。
お前らを見ている周りの人間…