男女共同参画の政策推進に尽力した市川房枝記念会元理事長の縫田曄子(ぬいた・ようこ)さんが9日、老衰で死去した。102歳だった。葬儀は行わず、後日、お別れの会を開催する予定。 終戦直前、NHKに入り、同局初の女性解説委員となった。東京都民生局長や国立婦人教育会館館長、国連女性の地位委員会日本代表などを歴任。女性運動家の市川房枝さんが1981年に亡くなった後、86~93年に市川房枝記念会(当時)2代目の理事長を務めた。