鹿児島県警の前生活安全部長が国家公務員法違反（守秘義務違反）容疑で逮捕された事件などを巡って、11日、鹿児島県議会総務警察委員会で集中審議が行われた。
- 鹿児島県警本部長、県議会で「隠蔽」否定 「指示一切ございません」
冒頭で野川明輝県警本部長が行った説明は次のとおり。
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昨年来、警察職員の非違事案が相次いで発生し、県民のみなさまの安心安全を守るべき警察が多大なる迷惑、心配をかけ、誠に申し訳ない。
前生活安全部長が、前刑事部長の氏名、住所、電話番号などを問い合わせ先などと記載し、公表を望んでいない被害女性の実名などを外部に漏らしたということで国家公務員法違反容疑で逮捕されたことは誠に遺憾。また、法廷で、二つの事案について私が隠蔽（いんぺい）にかかわっていたかのような発言したことは誠に残念。県警の最高責任者として深くおわびする。
二つの事案について改めて私から。
まず、枕崎署員の盗撮。昨年…
