健康への影響が懸念される有機フッ素化合物(総称PFAS)について、「専用水道」の国による全国調査結果が公表された。2020年4月以降、国の「暫定目標値」を超えたのは44件。多くは詳細が非公表だったが、公表された6件中5件は自衛隊の施設だった。
これを受け、防衛省環境政策課は24日、朝日新聞の取材に「現時点で、検出と自衛隊との因果関係で確たることを言うのは難しい。浄水器など応急的な対応をし、周辺自治体へ情報提供を行った」と答えた。
自衛隊の現場には、どれほど深刻に受け止めればいいのか戸惑いもあるようだ。
たとえば、目標値の30倍の…