テレビドラマ「SHOGUN 将軍」の真田広之さんが映るワンシーン。FX提供=AP

 米テレビ界の最優秀作を選ぶ第76回エミー賞の候補作が17日発表され、真田広之さんプロデュース・主演のテレビドラマ「SHOGUN 将軍」が、作品賞や主演男優賞などの候補に選ばれた。ノミネートされた数は25にのぼり、今回の候補作の中で最多となった。授賞式は9月15日、ロサンゼルスで開かれる。

 「SHOGUN」は、真田さんが演じる、徳川家康をモデルにした武将の吉井虎永らが繰り広げる戦国ドラマ。今回のエミー賞では、真田さんが主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞、浅野忠信さんと平岳大さんが助演男優賞の候補に選ばれた。

 米ロサンゼルス・タイムズ紙は最多ノミネートとなった「SHOGUN」について、昨年のエミー賞で作品賞などを受賞したドラマ「BEEF/ビーフ」に次ぐ、アジア系作品の躍進となったとしている。(サンフランシスコ=五十嵐大介)

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