7日に開かれた石破茂首相とトランプ米大統領による初の首脳会談では、石破氏がトランプ氏からの圧力をかわせるかが注目されていた。この日、トランプ氏が日本側を持ち上げる場面も目立ち、日米関係を揺るがすような発言が飛び出すことはなかった。日本側では事前に「警戒」する声もあがるなか、何がトランプ氏をそうさせたのか。
昼食をはさみ、約1時間50分にわたって顔を合わせたトランプ氏と石破氏は、その後にホワイトハウスでの共同記者会見に臨んだ。冒頭、トランプ氏は石破氏に、ともに撮影した写真を記念品として手渡した。「私も彼のようにハンサムでありたいが、そうではない」と石破氏をおだててみせ、和やかな雰囲気で会見は始まった。
「不規則発言」をすることも…