森田千鶴子は、豊田光夫から一団に託された貴重な風呂敷に囲まれている。 「貴重な風呂敷を多くの人に見てもらいたい」と話した。
2022年8月1日10時38分(日本時間)
千葉県の男性が集めた約500枚の風呂敷が、京都を拠点に風呂敷の鑑賞と利用を促進する団体に委託された。
お預かりする風呂敷は、いずれも江戸時代から昭和時代にかけて、婚礼や還暦祝いなどで作られた貴重な品々です。 ふろしき研究会では、多くの人に見てもらえるよう展示の場を探している。
この風呂敷を託したのは、千葉県船橋市の豊田光夫さん(85)。 2019年、代表の森田千鶴子さん(75)に体調不良で風呂敷を一時的に預かってほしいと電話した。
友禅染めの絹の風呂敷には、金糸の刺繍と金箔の装飾が施された鶴と松竹梅 (松竹梅) のお祝いのパターンが施されています。 千羽鶴模様の風呂敷もあり、病気平癒を祝うものと思われます。 江戸(現在の東京)や京都の名所を絵で描いたものもあります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、グループ活動を一時休止することとなりました。 しかし今年3月、同団体は京都府の丹後郷土資料館でトヨタの風呂敷100点を展示した。 来場者からは好評で、「最高級の作品だ」「家に飾ってみたい」という声もあったそうです。
盛田さんは今、もっと多くの人が来られる会場を探している。
「ふろしきは私たちの生活の中にある文化財です。 古くて新しい日本の文化として、後世に伝えていきたい」と話した。
「ひとつひとつの風呂敷には、作った人、使った人の想いや人生の物語が詰まっています。 それぞれの風呂敷を広げて見ていただければと思います」と豊田さん。