北海道様似産ダニネックレス
2022 年 12 月 28 日 10:00(日本時間)
札幌市(時事通信社)— 北海道様似町が「ふるさと納税制度」で同町に寄付した人への返礼品として、本物のダニをモチーフにしたグッズが注目されている。
ユネスコ世界ジオパークである様似町のアポイ岳には、マダニがたくさん生息しています。 地元で採取したマダニを透明樹脂でコーティングしてアクセサリーにしようと考えたのは、水永祐希さん(32)。
町役場の商工観光課で働く水永さんは、最初は「まったくの冗談だった」と語った。
町のビジターセンターが2019年にダニのネックレスの販売を開始したとき、彼らが準備した10個すべてが1週間で販売された.
マダニは、血小板減少症症候群 (SFTS) を伴う重度の発熱など、致命的な感染症を媒介する可能性があります。 医師は、マダニがどれほど危険であるかを人々に知らせるために1つ購入した、と当局者は述べた.
町はふるさと納税の返礼品としてダニグッズを用意し、6,000円でネックレス、8,000円でキーホルダーを提供した。
本物のダニを使った商品への注目のおかげで、そのような商品への寄付の数は、2020 年度の 9 件から、来年 3 月に終了する 2022 年度にはこれまでに 30 件以上に増加した、と彼らは言った。
町役場企画課の野里慎天さんは、マダニは厄介者だが、一度噛んでしまうとなかなか取れないのが印象的だという。
野里さんは「インパクトのある返礼品が、町を知ってもらうきっかけになれば」と話した。
ダニグッズは「手作りなのでたくさんは作れない」と水永さん。 「アポイ岳やダニの恐ろしさを知ってもらうきっかけになれば」。