左から皇后両陛下、天皇陛下と娘の愛子さま（東京・皇居にて）
2023 年 1 月 1 日 2:00 日本時間
天皇陛下は、新年の幕開けに際し、思いを伝える声明を出されました。 以下は、ジャパンニュースが翻訳した声明の全文です。
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地震や台風、大雪などの自然災害が多くの地域で発生し、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症が社会に大きな影響を与えました。 また、物価の高騰などで多くの方が苦労されたことでしょう。
昨年は沖縄返還50周年でした。 皇后両陛下とともに沖縄県を訪問し、沖縄戦で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、平和の大切さを改めて心に刻みました。 世界の多くの地域で今なお戦争や紛争が頻発し、多くの命が失われていることに、深い悲しみを覚えます。 立場の違いを乗り越えるため、国際社会での対話と協力の重要性を強く感じています。
昨年の秋、ほぼ3年ぶりに国内旅行をすることができました。 どこに行っても多くの人に温かく迎えられたことをうれしく、感謝しています。 これからも大変なことがたくさんあると思いますが、これからもお互いに思いやりを持って支え合い、乗り越えていきたいと思います。
新しい年が、わが国の人々、そして世界の人々が希望を持って前進できる年となりますように。
