安倍晋三元首相回想録の表紙
2023 年 2 月 1 日 2:00 日本時間
安倍晋三前首相が、長い第2次政権を振り返る回顧録『安倍晋三・回考録』が2月8日に発売される。日本の歴史上最も長い首相の政権と、彼の外交活動の舞台裏の詳細。
読売新聞シニアコラムニストの橋本五郎氏と読売新聞社編集委員会副会長の大山浩氏が安倍首相にインタビューし、編集監修は安倍内閣で国家安全保障局長官を務めた北村茂氏が担当した。そして他の重要な位置に。 インタビューは、安倍首相が辞任してから 1 か月後の 2020 年 10 月に始まり、1 年にわたって 18 セッションで合計 36 時間にわたって実施されました。
安倍首相は2021年11月に自民党いわゆる安倍派閥の議長に就任した。回顧録は昨年初めに出版される予定だったが、センシティブな内容を理由に安倍首相の要請により公開が延期された。 昨年7月に安倍首相が銃乱射事件で死亡したことを受け、妻の昭恵さんの同意を得て出版が決定。
回顧録の中で、安倍首相は政権の重大な局面での自分の気持ちを率直に語っている。 2014 年 11 月の衆議院解散について、安倍首相は「増税派を黙らせるには解散せざるを得なかった」と述べた。 安倍首相は、解散は、2015 年 10 月の消費税率の 10% への引き上げを延期するかどうかについての難しい決定の結果であると述べた。 「予算編成を担当する財務省は強力な力です。 彼らは自分たちの意向に従わない政権を転覆することを躊躇しないだろう」と彼は言い、省への警戒心を隠さなかった
回想録には、ドナルド・トランプ前大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、中国の習近平国家主席など、多くの外国の指導者も登場します。 好戦的と見なされていたトランプ氏は、実際には軍事行動に消極的でした。 安倍首相は、北朝鮮が米国の消極的な態度に気づいた場合、独裁政権に圧力をかけることができなくなるため、彼と米国政府が「彼らの本性を必死に隠そうとした」というエピソードを明らかにした.
480ページの回想録は、中央公論新社から税込1,980円で発行されます。