空母赤城の胴体
2023年9月18日 17時32分(日本時間)
ワシントン(時事通信)-米国海洋大気局は、1942年6月にミッドウェー海戦が起こった海域で、今は亡き日本海軍の空母「赤城」沈没の初の調査を国際チームが実施した( NOAA)は金曜日に述べた。
チームが公開したビデオには、深海の底に横たわる老朽化した船体と砲身が映っていた。
日本は第二次世界大戦の太平洋戦域の一部である海戦に敗れ、空母4隻を失った。 この戦いは戦争の転換点となった。 ミッドウェー海戦では日米合わせて3,418人の兵士が死亡した。
国際調査チームは日本の空母「加賀」や米国の空母「ヨークタウン」も調査した。 空母3隻はいずれもミッドウェー海戦で沈み、水深5000メートル以上の海底に沈んでいる。 「あかぎ」は2019年の民間調査で発見された。
チームは火曜日までの5日間、遠隔操作の潜水艇を含む船舶を使用して調査を実施した。 日本の帝京大学と東海大学の研究者も調査に参加した。
チームは約14時間かけて「赤城」の損傷状況を調査した。
調査の前後に、チームのメンバーはミッドウェー海戦で命を落としたすべての人々に追悼の意を表した。
遠征隊を率いた海洋探査トラストの首席科学者ダニエル・ワグナー氏は声明で、この調査は沈没船の最期についての手がかりを提供したと述べた。

空母赤城