2020年6月、宮城県名取市で抗体検査を実施。
2023 年 3 月 22 日 7:00 日本時間
厚労省の調査によると、日本の人口の42.3%が新型コロナウイルスに対する抗体を獲得しており、過去の感染を示しています。 これは、この冬の第8波の感染により、11月の前回の調査から約13ポイント増加したことを表しています。
ウイルスに感染することでしか獲得できない抗体を持っている人の割合には、地域差がありました。 福岡県は岩手県の約2倍。 この調査では、年齢とともに割合が減少することもわかりました。
厚生労働省が2月19~27日、日本赤十字社の協力を得て、全国の16~69歳の男女約1万3121人を対象に実施。
速報値は前回調査の確定値28.6%から上昇したが、欧米諸国に比べると低い水準にとどまっている。
都道府県別では、福岡が59.4%で最も高く、沖縄58.0%、佐賀52.5%、愛知51.8%と続く。 岩手県は 27.4% と最も低く、30% 以下の唯一の都道府県となった。
東京では人口の42.2%が抗体を持っていましたが、大阪では50.2%でした。
年代別にみると、16~19歳が62.2%と最も高く、60代は28.3%と低い。
感染とワクチン接種は、ウイルスに対する免疫を高めると考えられています。 国際医療福祉大学の感染症学教授である松本哲也氏によると、高齢者はウイルスに感染すると重症化するリスクが高くなるため、予防接種やマスクによる予防を継続する必要があります。