富士通株式会社の従業員が冷凍マグロ標本の AI 支援超音波検査を行っています。
2023年1月15日21時
富士通株式会社と東海大学は、人工知能を利用した超音波検査を用いて冷凍マグロの鮮度を判断することに成功しました。
この「非破壊検査」は、魚の尻尾を切断して断面を目視することなく鮮度判定ができるため、漁業のコスト削減につながると期待されています。
両社は2~3年以内の実用化を目指す。
東海大学と富士通は、冷凍マグロの超音波検査に最適な周波数が約500キロヘルツの超音波であることを発見しました。
まぐろ標本の骨格によって反射される波形に基づいて、研究者は AI を使用して冷凍まぐろの鮮度を 70% から 80% の確率で正しく識別することができました。 両当事者は、精度をさらに向上させるために取り組んでいます。
マグロは水揚げ直後に船上で急速冷凍されます。 専門家が鮮度を判断するために、尾は港で切り落とされます。
富士通は、新たに開発した検査方法により、血栓や腫瘍などの魚の異常を検出できるようになることも期待しています。