土曜日、東京で拉致問題担当内閣府副大臣の和田義明氏(左)と記念撮影する横田早紀江さん(中央)。
2023年9月3日 13時44分(日本時間)
横田早紀江さん(87)は土曜、拉致問題を担当する内閣府の和田嘉明副大臣との会談で、北朝鮮工作員に拉致された娘のめぐみさんら日本人の速やかな帰国を求めた。
めぐみさんは1977年、13歳の時に北朝鮮工作員に拉致された。
早紀江さんと同じマンションの住民でつくる「朝顔の会」のメンバーも集会で彼女を支援した。 同団体は、めぐみさんの亡き父、横田滋さん(2020年6月に87歳で亡くなった)が撮影した家族写真を展示する展覧会を全国で開催してきた。
面会中、横田氏は8月に東京で開催された展覧会の来場者が書いた拉致問題に関するメッセージ2046通を和田氏に手渡した。 横田氏は「政府には拉致被害者全員の帰国を目指して真剣に取り組んでもらいたい」と述べた。
この問題について和田氏は、「拉致被害者の家族は高齢化しており、拉致は一刻を争う深刻な人権問題だ。 全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に全力を尽くしてまいります。」