写真右下から中央にかけて、内壁のコンクリートが溶けて鉄筋が露出している。
2023年3月30日15時40分
東京電力ホールディングス株式会社が水曜日に公開した福島第一原子力発電所の構造物の内部の損傷を見ることができる.
画像は、発電所の1号機原子炉の原子炉圧力容器を支える円筒形の鉄筋コンクリート製の土台であるペデスタルの内部を示しています。 台座の内壁の一部が溶けて鉄筋が露出しているのが確認できます。
この画像は、火曜日に遠隔操作された水中ロボットによって撮影されました。 コンクリートは、2011 年 3 月 11 日の原子力災害の際に溶けた核燃料からの熱によって損傷した可能性があります。
台座の内径は約5メートル、コンクリートの厚さは約1.2メートル。 昨年の調査では、台座の点検口付近の外壁が溶けていることが確認されましたが、台座の内部は見えませんでした。 今回は入口から水中ロボットカメラが室内に向けられていました。 内部の床には、核燃料デブリを含んでいると考えられる堆積物デブリも見られました。
東京電力は現在、水中ロボットを使ってペデスタルの内壁全体を撮影し、コンクリートの損傷や耐震強度不足の有無を調べている。 カメラも上向きにして、原子炉圧力容器の底を観察します。