5月31日、福島第一原子力発電所で処理水が入ったタンクが見られる。
2023年7月8日 6:00(日本時間)
原子力規制委員会は金曜日、東京電力ホールディングスに対し、福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に向けた施設の使用にゴーサインを与える「証明書」を発行した。
この証明書により、政府が「夏ごろ」に実施する予定の退院に向けた準備が整った。
東京電力は6月26日、放流に使用する施設の建設を完了した。 規制委は原子炉等規制法に基づき、6月28~30日に検査官4人を施設に派遣した。 検査員は処理水の代わりに真水を使用し、異常時に自動的に排出を停止する緊急遮断弁などが設計通りに作動するかどうかを確認した。 機器が正常に動作することを確認したという。
金曜午後、規制委事務局幹部が東京電力執行役員で処理水放流業務を担当する松本純一氏に証明書を手渡した。
火曜日、国際原子力機関は東京電力の処理水放出計画に関する包括的な報告書を発表し、計画は「関連する国際安全基準と一致している」と述べた。