月曜日、青森県むつ市沖でワインケースが引き上げられる。
2023年7月4日 15時22分(日本時間)
青森県むつ市沖の海底で約半年熟成させたワインが海面に上がった。
「下北ワイン」の一種で、海岸から1.2キロメートル、水深約20メートル、気温約15度の場所で熟成させます。一定の温度と波の変化がワインの熟成を促し、ワインの風味を良くすると言われています。まろやかな味わい。
この辛口白ワインは、2021年に収穫されたライヒェンシュタイナーとシャルドネという2種類のブドウをブレンドしたもの。昨年末、むつ市のサンマモルワイナリーが地元漁業協同組合の協力を得て、ボトル525本を海に沈めた。
海底でワインを熟成させるのはワイナリーにとって初の試みだった。
月曜日、漁協の職員らがワインケースを回収し、フジツボの入ったボトルを組合事務所に持ち込んだ。
ワインはワイナリーの「下北ワインオーナー制度」の出資者に送られる。 ワイナリーはボトルの一部を一般向けに販売することも検討している。