千葉県の銚子漁港に戻ってきたさんま漁船=12月5日
2022 年 12 月 25 日 16:12 日本時間
サンマ漁船の大半が所属する全国サンマ漁業協会によると、今年はサンマ漁が終了し、サンマの水揚げ量は過去最低を記録した。
同協会によると、11月末の全国のサンマ水揚げは1万7869トンで、昨年同期の1万7899トンから減少し、過去最悪の水揚げとなった。
同組合所属の漁船が休漁したため、千葉県東端の銚子漁港では、昭和25年の統計開始以来、今年初めてサンマの水揚げがなかった。
サンマは通常、銚子沖に近づき、晩秋から冬にかけて日本沿岸を南下します。 しかし、今年は12月になっても漁場は宮城県や岩手県から400~500キロ離れた公海にとどまりました。
銚子漁業協同組合所属の大型サンマ漁船2隻は、12月5日までに漁を中止し、帰港した。予定していた他県からのサンマ積載船の到着もなかった。