厚生労働省
2022年12月24日 14:56 日本時間
東京(時事通信社)—日本の47都道府県のうち6都道府県がインフルエンザシーズンに入った、と厚労省は金曜日に発表した。
岩手、東京、熊本を含む6県では、12月18日までの1週間で1病院あたりのインフルエンザ患者数がしきい値を超えました。
数値が 1 を超えると、流行の始まりを示します。 同省の調査では、全国の約5,000の定期的に監視されている病院が対象となっています。
全国のインフルエンザ患者数は、前の週から倍増して 2,592 人になりました。 病院あたりの数値は 0.53 になりました。
都道府県別では、岩手県が2.84件で最も多く、富山県が1.33件、青森県が1.25件、熊本県が1.14件、東京都が1.12件、神奈川県が1.05件と続いた。 福岡は0.91、大阪は0.82、沖縄は0.80。
9 月以降に入院した 53 人のインフルエンザ患者のうち、10 歳未満の子供が 40% 以上を占めました。 幼児は、インフルエンザに感染した後に脳症を発症することがあります。
日本では過去 2 年間にインフルエンザの流行がなく、免疫を持つ人々の数は大幅に減少したと考えられています。
厚労省は、インフルエンザと COVID-19 の同時発生に備えて、1 日最大 90 万人の患者を受け入れるように全国の医療システムを強化するなどの準備を進めています。
加藤勝信厚生労働大臣は記者会見で、インフルエンザの患者数は、流行が始まってから6〜8週間後にピークに達すると述べ、人々にマスクの着用などの基本的な感染予防策を講じるよう呼びかけた.